概要
ACT総合型選抜塾は、生徒会や探究活動などに取り組む高校生が、自らの活動を言語化し、志望理由書・面接に活かすためのオンライン講座です。活動の意味を再発見し、「評価される経験」へと変換するサポートを行います。
実施目的
若者が自分の価値や可能性に気づき、自ら選んだ未来を実現するために、「自己理解」と「表現力」の育成。
目標
生徒自治活動や自律的な課外活動が正当に評価される社会の実現に貢献する。
- 自己理解に基づいた志望理由書の作成を支援
- 面接で「自分の言葉で語れる」状態をつくる
- 無料・オンラインで誰でも参加可能な支援体制を提供
現状(Current Situation)
総合型選抜の利用は拡大、しかし現場支援は限定的
文部科学省「令和6年度 大学入学者選抜実施状況」によれば、総合型選抜による大学進学者は全体の18.2%(約11万人)にのぼります。
しかし多くの学校では依然として一般選抜(学力試験)への支援体制が中心であり、志望理由書や面接対策といった総合型選抜特有の支援が行き届いていません。
「活動してきたのに、評価につながらない」という声
ACTが実施したインタビュー調査では、以下のような声が多く寄せられました。

生徒自治活動・課外活動を頑張ったけど
周りにうまく伝えられない

大学入試において、志望理由書に
“生徒自治活動・自分達で始めた課外活動”を
どう書けばいいか分からない

面接で自分の価値をうまく語れなかった
こうした声は、自己理解や活動の意味づけをサポートする仕組みが不足していることを物語っています
※インタビュー対象者(近畿生徒会交流会 第1回・第2回参加者、全国生徒会交流会2024 参加者、関西生徒会未来団体2024度 OB)
設立の背景(Background)
受験対策の「型」ではなく、「その人らしさ」への支援を
近年、多くの支援塾やサービス(例:AOI等)は、「受かる型」や合格実績を重視し、個人の経験に深く向き合うことが難しい傾向があります。
ACTでは、生徒会や課外活動など、自ら挑戦した経験を“そのまま活かせる場”が必要だと考えました。
生徒の声を原点に
私たちの塾は、以下のようなリアルな声から立ち上がりました:
- 活動に自信はあるけど、どこにも書き方が載っていない
- どの塾も表現を型にはめてしまう
その結果、“受かるための理由”ではなく、“自分にしか書けない志望理由”を一緒に探すことを軸にした支援塾として構想・設立しました。
活動内容
- 自己理解セッション(1on1オンライン)
- 志望理由書のブラッシュアップ
- 面接練習
- 活動棚卸しワークシートの提供
対象:高校3年生(自律的に生徒自治活動・課外活動に取り組む生徒)
実施形式:通期/オンライン(ZOOM)
講師:総合型選抜合格の大学生(ACT運営)
料金:完全無料
申込方法:office@act-jp.orgまでご連絡ください
定員・選考:なし(誰でも参加可能)
補足:「合格実績」「保護者・教員向け情報」は後日追加予定